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【歯周病と全身疾患の関係】歯周病がさまざまな病気に影響するって本当?
こんにちは。
越谷市北越谷の歯医者【グランデンタルクリニック】です。
越谷、南越谷、大袋、せんげん台など周辺地域からもアクセスしやすい歯科医院で、駐車場19台分を完備、駐輪スペースも20台分ご用意しております。
歯周病は、歯ぐきから出血したり、腫れたりする症状からはじまります。
進行に気が付かないと、歯がグラつき、最悪の場合抜け落ちることも。
「え!歯が抜けることがあるの?」それだけでも、驚きですよね。
しかし、歯周病の恐ろしいところはそれだけではありません。
お口の中だけの病気ではなく、全身疾患とも関わりがある病気なのです。
今回は、歯周病と全身疾患の関わりやメカニズムを解説します。
歯周病と全身疾患は関係があるの?
歯周病の原因や全身疾患に影響を与えるメカニズムをお話しします。
歯周病ってなに?
歯周病の主な原因は、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊です。
歯垢は、ネバつきがあり黄白色で、歯磨き不足により歯に付着します。
この歯垢は、時間が経つにつれて細菌が増殖し、歯ぐきの血管に入り込もうとします。
一方、身体は細菌の侵入を抑えようと攻撃します。
これにより、歯ぐきからの出血・腫れなどの炎症を引き起こすことが「歯周病」です。
全身疾患に影響を与えるメカニズムとは?
歯周病の進行に気が付かないで放置しておくと炎症は広がり、歯ぐき・歯を支えている骨などを徐々に破壊します。
そして、炎症を繰り返すうちに、毒素が発生します。
この毒素が、傷ついた歯ぐきの血管から入り込み、全身に行きわたることで、さまざまな全身疾患を引き起こしたり、悪化させたりするのです。
歯周病が引き起こす全身疾患とは?
歯周病により引き起こされる主な全身疾患をみてみましょう。
- 脳梗塞
- 心筋梗塞
- 肥満
- アルツハイマー
- 糖尿病
- 誤嚥(ごえん)性肺炎
- 早産・低体重児出産
特に、歯周病と糖尿病は相互に関わりがあります。
歯周病になると血糖値を下げるインスリンの働きを悪くさせることがあり、歯周病の治療によりインスリンの働きを改善する効果もあることがわかっています。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「口腔の健康状態と全身的な健康状態の関連」より)
また、歯周病菌のひとつP.g菌(Porphyromonas gingivalis)がもつ「ジンジパイン」というタンパク質分解酵素は、アルツハイマー病を悪化させるリスクが示唆されています。
(参照:特定非営利活動法人 日本臨床歯周病学会「歯周病が全身に及ぼす影響」より)
歯ぐきの腫れや出血など「歯周病かも?」と思い当たることがあれば、どうぞお早めに越谷市北越谷の歯科【グランデンタルクリニック】へご相談ください。
早期発見・治療により、歯と全身の健康を守ることができます。
越谷、南越谷、大袋、せんげん台など周辺地域からもアクセスしやすい歯科医院で、駐車場19台分を完備、駐輪スペースも20台分ご用意しております。