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【北越谷の歯医者】矯正治療後に歯並びが元に戻ってしまう「後戻り」とは?その原因と対策
こんにちは。
越谷市北越谷の歯医者【グランデンタルクリニック】です。
あまり知られていませんが、矯正歯科治療は、元の歯に戻ってしまう「後戻り」という現象があります。
矯正歯科では、後戻りの対策をしながら治療を行います。
今回は、安心して矯正を始めていただくために、歯が元に戻る原因とその対策のコツについてお話ししますので、事前に不安や疑問を解消しておきましょう。
矯正で整えた歯並びが元に戻る「後戻り」とは
矯正治療後、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」は、生理現象です。
そのため、矯正歯科の治療スケジュールには、歯を理想の位置に動かすための「矯正期間」と、理想の位置に並べた歯をキープさせるための「保定期間」が設けられています。
「後戻り」の原因とは
矯正でキレイに並べた歯並びが「後戻り」する原因は、主に次の2つです。
1.リテーナー(保定装置)の使用不足
2.歯並びに悪影響する習慣や癖がある
1.リテーナー(保定装置)の使用不足
矯正期間が終わると歯並びがきれいになり、矯正装置が外せたことで開放的に感じるでしょう。
しかし、矯正期間の後は、整った歯並びを維持するために、リテーナーという保定装置を使う「保定期間」に入ります。
2.歯並びに悪影響する習慣や癖がある
歯並びに悪影響のある習慣や癖は、次の通りです。
・口呼吸
・舌の動き位置
・唇や爪を噛む
・頬杖をつく
日常的にこれらの習慣や癖があると、それだけで歯が動く可能性があり、これらが原因で歯並びが悪くなるケースもあります。
無意識にしていることも多いため、自分自身にこれらの習慣や癖がないか見直してみましょう。
理想の歯並びをめざすために矯正後は「後戻り」の対策を
身近に、キレイな歯並びをしている方がいらっしゃいませんか?
じつは、矯正歯科の治療を受けた方は全体で7.7%、50歳未満では、2割近くいらっしゃいます。
(参照:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要」9.矯正歯科治療の経験の有無 P33より) >
矯正治療の後、下記の「後戻りの対策」をしていただければ理想の歯並びを手にすることは夢ではありません。
1.リテーナーを必ず使って歯を保定させる
2.歯並びに悪影響を与える習慣や癖を見直す
土曜も17時、平日は18時半まで診療(2023年12月現在)している「グランデンタルクリニック」では、マウスピースやワイヤーの矯正装置を取り扱っています。
越谷、南越谷、大袋、せんげん台など周辺地域からもアクセスしやすいですので、矯正について詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。